・私はセンスがないから、と思ってますか?
センスは経験と知識から出来ています。
センスは特殊能力の様なモノと勘違いされがちですがそんなことはなく、日々の生活の中で得た経験や知識を蓄積することで誰でもセンスは磨けます。
という記事を見て、その通り!、いや、そうであって欲しい!と思いました。
・隠れた才能の持ち主
絵は才能である、と思っている人が多いです。
ゴッホやダヴィンチ、モネなど世界的に有名な人はきっとそうであるとしても、
漫画家やイラストレーターなどたくさんの絵の上手な人がいるわけですし、
世の中の多くの人は隠れた才能があると考えられます。
・絵がうまい人とは?
絵がうまい人とそうでない人の違いは、描く前の事前準備の差が非常に多いことです。
資料を集めたり下描きをしっかりしたりと、最終的に不要になるけどうまく描くために必要な下準備をおさえているかどうかが大きな分かれ目です。
例えば下描きをしているときに絵に慣れている人は補助的ないらない線を適宜加えながら正しく描けているかを確認しつつ描いています。
補助線は最終的な絵の仕上がりにおいて無くなります。
さらに途中で資料も確認し先入観や思い込みだけで絵を描かないように気を付けています。
絵がうまい人の多くは描きながら何度も調整して正しい線を見つけ出そうとしています。
そうしながら経験を数多く積みことにより徐々に下描きの工程を簡略化できるようになってきます。
細かい下積みと訓練あってこその上手い絵なわけです。
絵が苦手と悩んでいるなら事前準備の部分を多くすることこそ有効です。
また絵を描く際には適切な順番があります。
*細部から描かず輪郭から描く
*おおざっぱに描いてから細部に進む
*線ではなく球体を意識して描く。
*自分よりうまい人の絵をまねる。
・絵の才能を開花させるためにはどうしたらよいの?
才能を開花させるために必要なことは・・・
「練習する」
です。
「知識を増やす」
「センスを磨く」
「テクニックを知る」
も、大事ですが。
・どうやって練習する
赤ちゃんがいきなり自分でことば作って話し出したりしませんよね。
それと同じように絵の初心者さんもいきなり独自の絵を描くのは結構難しいことです。
なので絵の初心者さんも、最初はマネをするところから始めると良いです。
絵付け(ポーセリンペイント・チャイナペイント)も同じです。
素敵だなと思う絵を習いに行き、描けるようになり、次々描いていきます。
その中でストローク(筆使い)などのテクニックを習い、
最終的にはオリジナルの絵が描けるようになるのです。
・まとめ
掲載した写真は私の作品が出来るまでの
スケッチ、下描き、資料などです。
私も学生時代とにかく絵が嫌いでした。
絵の才能もなければセンスなんて全くない!
ある時描いてみようと思ってから10年以上がたちました。
陶画舎にて5年間見本とレジュメのあるレッスンに通い、
模写をしながら筆使い、色使いを習いました。
今はスケッチを習い、知識を増やしているところです。
絵は才能と言われてしまったら、私たち凡人は絵を描いてはいけないみたい。
~好きこそものの上手なれ~